妊娠32週で謎の高熱と上腹部痛!5日間の入院経験から学んだこと

今回私は、妊娠32週で38.5℃の熱発と上腹部痛が原因で産院に緊急入院となりました。
幸い5日間の入院治療を経て寛解したため、今後どなたかの参考になればと思い、入院までの経緯と経過をまとめました。

入院までの経緯

それまでの私は健康そのものだった

私は妊娠してからも週5日のフルタイム正社員として医療関係の専門職に就いていました。
幸い、悪阻も軽く、妊娠高血圧や妊娠糖尿病、切迫流産・早産とは無縁で休みなく働き、仕事終わりには夫とマタニティスイミングに出掛けるなど活発に生活していました。
赤ちゃんも平均ど真ん中というような成長をしてくれ、健診でも何一つ指摘されることなくその日は訪れました。

入院0日目

その日は公休。お昼ごはんにマクドナルドのえびフィレオとダブルチーズバーガーを食べました。食べ過ぎによる苦しさをこの時感じました。

夕方からは仕事終わりの夫と映画【実写版アラジン】を観る予定でした。

夫と19時からの映画観賞後、21時頃映画館を出て遅めの夕飯をと家の近くのラーメン屋さんへ

私は昼食後から胃の膨満感が残っていたため、夫の頼んだラーメンをほんの少し分けてもらった程度でその日の食事は終了しました。

5日間の入院

入院1日目

腹痛の始まり

深夜0時、ベッドに入り眠ろうとしていると、胃を掴まれるような腹痛が開始しました。
20〜30分おきの間隔でギューっと息が止まるような痛みに襲われます。

下痢や嘔吐はなく妊娠後期に入っていることから、少し早めの前駆陣痛かな?と呑気に考えていました。

この日妊婦健診を控えていたことから、明日の午前には診てもらえるという心の余裕があり、朝まで様子を見る選択をしてしまいました。

朝まで腹痛の合間にウトウトと眠るくらいで寝不足
夫は仕事へ行きました。

寝不足でフラフラの中妊婦健診へ

午前11時、予定通り妊婦健診へ
この時も腹痛は続いていました。

待合室で待っていると、受付のお姉さんが私の顔色の悪さを見て飛んできました。
「大丈夫?お腹痛いの?」と訊かれ、それまで我慢していた何かが途切れ、泣き始める私

すぐにNSTルームに運ばれました。

しかし子宮が張っているわけでもなく、その後の内診でも頚管長、子宮口ともに問題見られず。

医師に昨夜からの腹痛について訴えますが、
「切迫の兆候はなし、胃や腸の動きを痛みと感じてしまってるだけかな」
と言われ、帰されてしまいました。

帰宅後、原因不明の腹痛と寝不足からしんどくなってしまい、またも一人で号泣
とりあえず、寝不足を解消すれば楽になるかもと夕方まで眠りにつきました。

高熱に気付く

夕方になり、眠りから覚めると、酷い悪寒を感じました。
熱を測ってなかったなと思い、体温計を手に取ります。
この時37.7℃で、熱発していることに気付きました。

夫に早く帰ってきて欲しいとLINE

妊娠後期の妻が腹痛と熱発で体調が悪かったら、できるだけ定時で帰ってきて欲しいし、会社もそれを許してくれる社会になって欲しいなと切に願います

夫が帰ってきたのは2時間残業してからでした。
ここから私は少し不機嫌に(安心して下さい後で爆発します)

夜間救急

とりあえず産院に連絡。
できるだけすぐに来てくださいとのことで、夫とタクシーで向かうことに

タクシーがなかなか捕まらず、片っ端からタクシー会社に配車依頼をしました。
腹痛があり、発熱の最中、急いで来ての言葉にテンパるもなかなか来ないタクシー

夫はボーッと道路脇でタクシーが通るのを待ってるだけ

もう!役立たずっっっ!!!!

ついにイライラが爆発

注意
妊婦さんは常に赤ちゃんのことを気にかけています。
急いで来てと言われると赤ちゃんの無事が心配で焦ってしまうので、まずはそれを落ち着かせてくれるくらいのフォローが必要だと思います。世の旦那様方、オロオロしたりボーッとするのはおやめください。

産院についたのは電話から約40分後

NSTにて赤ちゃんの心拍は170〜180回/分になっていました。
(平均は140〜160回/分)

私の熱は38.5℃まで上昇
採血にて異常な炎症所見が見つかりました。

赤ちゃんの心拍を下げないと危険であり、解熱と炎症の鎮静化の必要があったため、即入院となりました。

入院2日目

治療方針としては、

  • 解熱剤を使って熱を下げること
  • 点滴を入れて脱水症状を回復させること
  • 抗生剤を8時間間隔で点滴し、菌を殺すこと

実は人生ではじめての入院でした。
幸いにも全室個室の産婦人科で、不自由することはありませんでした。

そして何より食事が美味しかったんです

実録!産院のごはん

2日目 朝



熱は解熱剤を使って何とか37℃台まで下がるのですが、またすぐに38℃台まで上がってくるというのを繰り返していました。

そして母体の体温が上がると、比例して赤ちゃんの心拍も上がりました。
妊婦さんの高熱が危険と言われるのはここが一番関係しています。

せっかくの美味しいごはんも、この時は食欲があまりなく、面会に来た夫に与えたりしていました。

溶連菌の検査、インフルエンザ検査、おりもの検査、検尿等行いましたが炎症の原因は分からぬままでした。

入院3日目

ようやく解熱剤なしでも熱が下がるようになりました。
赤ちゃんの心拍も落ち着き、点滴が抜けました。

炎症所見は継続して見られたため、抗生剤の点滴投与は変わらず8時間毎にありました。

上腹部痛もまだ残っていましたが、少しずつ食欲が沸くように。

この日のごはんは洋食がメイン

3日目 朝



熱が下がったことでシャワーも許可が下りました。
産院にシャンプーやボディーソープ、ドライヤーは用意してあって良かったです。

そして、そろそろ熱が下がったので退院できるのでは?と期待し始めました。

しかし、医師からは「確かに炎症所見は少しずつ下がってきているが、まだ燻っているような状態。2日後までは居て欲しい。何かあった時すぐ赤ちゃんの状態も確認できるから」と言われてしまい、期待しただけに落ち込みました。

入院4日目

この日何故か朝のNSTでお腹が張ってしまい、張り止め処方となりました。
内診をするからということで医師の待つ診察室へ

結果、頚管長や子宮口に問題はなかったのですが、この時担当してくれた医師がしっかりお話を聞いてくれる先生で、とても助かりました。

上腹部痛が続いてること、下痢をしていて緑の便が出ていること等話すとすぐにエコーで胆嚢や胃のあたりを見てくれました。

そして、痛みの部位から推測すると胃十二指腸潰瘍や胆嚢炎が疑えること、元々妊娠前から調子の悪かった消化器官が妊娠による免疫低下で細菌感染を起こし、一気に広がったのではないかということをお話ししてくれました。

原因不明と言われ続けたので、とても納得いく評価にやっと安心できました。

しかし、妊娠中に内視鏡やCT検査はできないので、出産後に消化器内科へ受診してフォローしてもらうことを勧められました。

今回は対症療法的に抗生剤を使って菌を散らすが、再発の可能性もあるとのことでした。

そして入院生活唯一のお楽しみ、この日のごはんです

4日目 朝



この日からごはんを完食できるまでに回復していました。
明日の血液データが良ければ退院できるというところまで来ました。

入院5日目

先にこの日のごはんです

5日目 朝


ここで衝撃の事実が発覚しました。

昨日まで誰も私が消化器が悪いということに気付いていなかったため、切迫早産の方と同じメニューだったのですが、基本はお粥が望ましく、パンや牛乳は退院後も禁止と告げられました。

普通にパン出てたやん…

この日の採血で炎症も沈静化、飲み薬の抗生剤と整腸剤、胃薬が処方となり、夕方には退院の運びとなりました。

5日間の入院、かかったお金は?

入院生活において、一番気になるのがお金のことじゃないでしょうか
私も個室に入れられ、お食事も豪華だったことからとても怯えました。

基本的に保険診療外と言われるお部屋代とお食事代
今回の産院は全室個室で差額ベッド代がかかりました。

差額ベッド代が1日約6600円
お食事代が一食460円でした。

お食事があのクオリティーでこの値段なのには驚きました!安い!

差額ベッド代 6600×5日
お食事代 460×11食
保険診療による治療、入院代 約27000円
(点滴、抗生剤投与、解熱剤や胃薬、整腸剤の処方、NST、採血や感染者の検査などなど)

合計 65970円

夫にはとりあえず10万下ろしてきて!と言っていたのでそれに収まった形で少し安心しました。

そして、私は妊活中に民間の入院保障がある保険に加入していたんです。
そのため、入院費が全て保険金で補える型になりました。

妊娠前にできること

以上の経験から言えることは、体の不調は治療できるものは先に治療しておいた方がいいということと、妊娠前に入院保障に強い民間の保険に加入しておいた方がいいということです。

実は毎年健康診断で炎症所見が引っかかっていた

遡れば7年程前頃から健康診断で白血球数が高いことを指摘されていました。
調子が良ければ基準値ギリギリに収まるのですが、基本的にちょっと高いねって言われていました。

特に自覚症状もないので放置していましたが、妊娠すると免疫が落ちます。
妊娠前自己免疫で何とか堪えていたものも、妊娠するとそうはいかなくなります。
今回、妊娠による免疫低下と子宮が大きくなることによる圧迫が細菌感染に繋がってしまいました。

妊活中に入るべき保険、オススメは都道府県民共済

妊娠を意識した時にまず始めにやったのが、入るべき保険探しでした。
掛け金が安くて、入院に備えられるものとして人気があるのが都道府県民共済とコープ共済かなと思います。

妊娠すると、重症妊娠悪阻、切迫流・早産、妊娠高血圧症、妊娠糖尿病など
入院になるリスクがとても高くなります。
私の場合は上記には当てはまりませんが、こういう入院もあります。

私が加入したのは都道府県民共済で、住んでいる都道府県によっても内容が違ってくるのですが、月々3000円の掛け金で入院一時金2万円と入院1日につき1万円の共済金が支払われます。

去年の10月から加入していて、まだ3万円も払い込んでいない段階で7万円もの共済金支払いが確定したので、とても得しました。

更に、都道府県民共済の場合、掛け金は預かっているものという考えがあるらしく、余剰金が出た場合返戻されるんです。

掛け金が少額なのに更に返戻金があるなんてって感じですよね。

まとめ

妊娠中は免疫が落ちて、普段感染しない菌にも感染してしまいます。
普段と違った痛みが出始めたり、高熱(特に38.0℃を超えると赤ちゃんが危険)
が出たりしたらすぐに、通っている産院に連絡して、指示を仰ぎましょう。

妊娠前にできるだけ悪いところは治療しておくことが望ましいです。
妊娠中は免疫が落ちていることを頭に置いた行動を!

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